アレルギー犬との暮らし
アレルギー話の前に、フレンチブルのとりこになったきっかけ。
それは、何十年前の独身20代の時。子犬ではなく大人のワンコをネットで探してたところ、ブリーダーの繁殖犬を卒業した6歳のメスのウメちゃんに出会いました♡
おりこうでとても優しいお母さんワンコ。家族全員幸せでした。12歳の生涯で家族で最後を見届けました。
ウメちゃんのアレルギーは、鶏肉とペット用の牛乳以外は特にアレルギー反応はなかったです。それよりも、当初は毛艶も悪くダニもいて歯石もビッチリ付着。当時の獣医に「なんでわざわざ飼ったの」言われましたよ。最低な獣医です。
「絶対キレイにして見せる」汚名返上する気持ちで、お風呂、歯磨きやフードで改善した記憶があります。見事にキレイになりましたね。(歯石除去は手術以外ないとかで断念)
それからさらに時がたち、ワンコを家族にペットショップから迎えることになりました。
それがタロウちゃん、結構デリケートな肌の持ち主で大変です。ホギーは、購入前にタロウの病気や親犬の体質など前もって聞くべきだと思いました。本当に心構えが必要です。
最後まで飼う責任を誓うためにも、ペットショップ、ブリーダーや保護施設で欲しい子がいたら、必ず先天性の病気や体質を聞くことをオススメします。
獣医の提案でアレルギー血液検査をしました。フレンチブルは皮膚性アレルギーが多い犬種とは知ってましたが、下の結果をみてガックリ。
平均に数値が高い、正直ショックでした(T-T)
血液検査では食べ物アレルギーはあてにならない
血液検査は左の【環境アレルゲン】は正確だが、【食べ物アレルゲン】は誤差があると獣医から説明を受けました。右の【食べ物アレルゲン】数値が低い食べ物でも反応が出ることがあると。
【環境アレルゲン】雑草3種類にアレルギー反応が。なので、服を着て肌に雑草が当たらないよう予防する方法も獣医に提案されました。
市販の薬は、こちらを使ってます
- ドクダミスキンクリーム <どくだみのコウノ>
- ヒビクス軟膏 <フジタ製薬株式会社>
ドクダミは江戸時代から薬草として使用された生薬。ホギーの化粧品で使用してましたが、皮膚病にも良いと知り試しにタロウの肌にぬりぬり。強い成分は含まれてないので、赤みは徐々に減る感じです。
ヒビクス軟膏はAmazonの評価が良かったので購入。市販で買える良い製品だと思います。
このドクダミスキンクリームを使ったきっかけ。ホギーも肌荒れしやすいため、Googleで「どくだみ」を検索したところこの商品にヒットしました!兵庫県加古川市の会社です。
今では家族全員が愛用中♡ たっぷり入って1,650円!この商品に出会ってほんとに良かった。
ロイヤルカナン アミノペプチドフォーミュラ
次に、【食べ物アレルゲン】について。
こちらの「ロイヤルカナン アミノペプチドフォーミュラ」。獣医の推薦フードでした。このドッグフードを食べてからの嘔吐はなくなりました!肉は一切含まれてません!!
粒は茶色。イメージで言うとm&mのチョコレートより少し大きめ。
ちゃんと香ばしい匂いがします。きっとワンコの食欲が湧く匂いなんだと思います。
ガツガツ食べます。たまに飽きる時もありますが(^^)
食べ物アレルギーの原因とならないアミノ酸およびオリゴペプチドを使用。たんぱく質が皮膚症状の原因になるものは入ってないのが特長。
アトピーもたんぱく質を控えた方が良いので理にかなったフードです。
最後に☆おやつはこれにしてます♪
さつまいも
馬肉
獣医は「おやつもロイヤルカナンだけをあげて!」と注意されましたが、でもね‥ダメと思いつつも、タロウが食べても大丈夫なおやつを用意してあげたいと思うのが親心。
アレルギー犬専用のおやつも与えたことがあります。でもこれがなかなかのお値段。自分なりに調べていけばタロウに合った食べ物は絶対あるはずだと考えました。
その調べ方は簡単。血液検査で数値が出なかった鶏肉(ササミ)、牛、豚、鮭を材料にしたおやつを飼い主の自己責任で、タロウへ食物負荷試験をしてみることでした。
アレルギー反応がじんわり出てきました。。。
鶏肉(ササミ)は明らかに顔に赤みとブツブツ。鮭、牛もほんのり赤くなりました。獣医の言う通り【食べ物アレルゲン】数値が低い食べ物でも、実際に食べると反応が顔に少し現れました。すぐに処方薬で治しました。ごめんねタロウ。
自己判断した結果、アレルギー反応がなかったのが馬肉でした。
そして野菜は、キャベツとさつまいも。
アレルギー犬って食べれるものが少ない。ほんとうにデリケートってことが分かりました。これを知らなかずにタロウに色々あげていたらと思うと。。。怖い。血液検査をしてよかった~
獣医や反対派の方に怒られそうな方法だと思いますが自己責任でしたことです、怒らないでくださいね。でも、これで結果がだいたい分かったので過ちはなさそうです。買う前に必ず【原材料】のチェックをしていますし、市販おやつにも牛肉や牛革そして鶏肉がほとんど使用されていることも、人間同様いろんな添加物も含まれていることもわかり注意が必要です。
ウメちゃんは当時血液検査の情報が少なく検査をしなかったのですが、今は一般的になってるのでしょうか?!任意保険(50%個人負担)も加入していたこともあり、8,000円で血液検査が出来ました。
アレルギーを知ることで失敗を減らす。タロウ自身の負担も減らせてひと安心です。
余談ですが…動物の食べ物アレルギー検査方法は、反応が出るだろう食べ物をわざと食べさせ、アレルギー反応を出してから調べるそうです。痒がりかわいそうと思いますが、それが一番明確に分かる方法。飼い主も大変だし勇気がいるし、それなりに高額な検査と獣医から教わりました。