うわっ!奴は突然やってくる!!
ズキーン
ズキーン
ズキーン
奴は突然やってくる!
奴とはそう片頭痛。。。。
突然やってくる、音を鳴らしながら、後頭部に痛みを走らせる。小学生から40年以上も頭痛に悩んできました。
ズキズキやズキーンズキーンといった痛みの前兆が来たら、その1日が何もできなくて寝込む。
昭和生まれ。ネットやSNSなんてまだないない。
片頭痛なんて言葉は一切なし。
頭痛で嘔吐するなんて家族以外信じてくれなかったことがほとんど。なので、友達と遊ぶ約束も断ることもあり「ぶっちせんといてな~」と嫌味を言われたりと散々な目に合う始末。
まぁ、頭痛を経験しない友達もいるのは確か。
メディアが片頭痛の情報を広めてくれたことに感謝したい。
今は、会話で「持病が片頭痛なんです。」と告白すると
ほとんどの人が信じてくれるようになったから。
自身の場合、痛む箇所は後頭部の首元の中心、左側または右側の3か所。3か所同時に痛むのではなく、例えば、中心→左→右といった具合に痛みが移動します。毎回違うパターンの前兆がきます。
たまに、眼球の奥もガーンガーンと痛み出します。温めるより冷やす方がいいと言いますが、あまりこれで回復したことは少ない。どんどん痛みの強さが増してきます。
悪化すると嘔吐や音に刺激されます。静かな場所で3日間は寝込むことも。
「生理の前後に頭痛がくる」
「肩こりがひどいと頭痛がくる」
原因が分かっていても片頭痛は急にやってくるんですよね。
片頭痛持ちの方は、「わかるわかる」と同調してくれるはず。何もできない、何もしたくない。
あーーーほんまに辛い
書いてると、ズキンときたような、、、ヤバいヤバい
で、耐えられず薬を飲みます。
苦痛から爽快感を感じた瞬間。
みなさんどの薬を飲んでますか??
Hoggyは、片頭痛専用の薬を知るまで市販の痛み止め薬を飲んでました。
バッファリン
リングアイビー
最終的にリングアイビーで落ちいたような。
でもね、、、だんだん効かなくなるんです。
多分、体が薬に慣れてくるんです。
20代、ネットも普及してたこともあり会社でこっそり検索。ネットのありがたみが分かる瞬間!
脳神経内科を見つけました。
ここでようやく片頭痛の薬と出会うことに。
病院も相性があるある。
今の薬に落ち着くまで、街の脳神経外科・内科の病院を計2か所でお世話になりました。
1か所目は家から遠い病院。
大阪、JR・地下鉄弁天町駅にある脳神経外科。たぶん有名。老若男女問わず常に混雑。
MRIも保険対応。
ホギーは初めてここでMR体験。
はじめてここで「ストレートネック」という言葉をききました。
「ストレートネック」は、片頭痛になりやすい原因としてよく知られています。
子どもも出産してからも何年か通院しました。
主治医も優しいトーンで話してくれます。ただ遠い。それで断念しました。
つぎに2か所目、近場に脳神経外科が開院。
ここもMRI設置。ここでもMRI検査します。
個人的に思うことですが、病院にMRI設置しているなら検査をしてもらった方が良いと思います。
病気で検査は保険対象で、健康診断等なら保険対象外と説明があったからです。
それなら受けた方が結果が分かって保険も使えて一石二鳥♪
しかし、ここへ通う理由がなくなるんです。
なぜかというと、主治医と相性が悪かったから。
頭痛に詳しくないトークがちらほら。不信感持ちますよねー。
詰め寄ったわけじゃないですよ。
ある日、とうとう主治医から「俺、無理」宣言。
「生理の時に片頭痛が起こりやすいなら、産婦人科に頭痛外科がある総合病院を紹介するよ」
紹介状を用意してくれたんですね~。
総合病院の紹介状は心強い!相性が合わない主治医とはおさらば。
何か良い予感を感じながら、総合病院へ向かいました。
総合病院、産婦人科内の頭痛外来へ通う。
産婦人科の先生が女性でした。
生理にかかわらず体調不良時も理解してくれる。
やはり生理の話は女性同志で話すべき。頭痛の頻度と生理のいつ頃に起こりやすいかを診察し豊富な知識から薬を選んでくれました。
そしてこれが処方薬。
- エレトリプタン錠20㎎ 1回1錠
- カロナール錠300 1回2錠~4錠までOK
エレトリプタン錠は片頭痛専用の薬。
驚いたのが、この痛み止めのカロナール錠を併用してロキソニン(1回1錠)でもOK
この2種類を一緒に併用することが大事。
片頭痛の薬の効き目を長くしてくれると聞きました。これには驚いた!
頭痛の前兆が来たらこの2種類を飲む。早くて1時間後、平均2時間後に効く。
効きますね~。
片頭痛で丸1日が潰れないで過ごせるようになりました(^^)
で、も、、、効かない日年に2回あります。でも今のところ、ないよりかはマシ。
これくらい片頭痛は辛い症状です。
余談ですが・・・
3人の主治医に出会いましたが、全員片頭痛を体験したことがない。
そう言葉で訴えても医者へなかなか伝わらないです。
医者の判断基準は、痛む強さと頭痛が起こる頻度(回数)です。
ですから、脳神経外科や頭痛外科を初めて行く方は、頭痛が起きた日や症状をメモすることをオススメします。
あっ。治験の話があるんです。
聞いてくれます?
治験を初体験。
ある日、産婦人科の先生に治験を勧められました。
興味があったのですぐに承諾。
月に1回だけ筋肉注射を2本打ちました。
ホントに打った?それは秘密。治験だから本物か偽物かは教えてくれません。
通常生活を過ごし、片頭痛の頻度を後日医者へ報告します。
じゃあ結果はというと、じゃ~ん!
2か月まったくと言っていいほど片頭痛が来ませんでした!!
スゴイ効果!
治験はシークレット実験のため、あまり話せないのでこれ以上説明できませんが、
快適な毎日。爽快でした!
注射の効き目に惚れてしまいました。
ただ残念な結果が起きてしまいました。
2回治験し、2回ともぶっとく膨れ上がりました。
1回目は「たまたまかな~」と思って我慢しましたが、2回目も赤く腫れ痒みも出てしまいました。
見た目も引くくらい膨れてしまい、辞退です。
片頭痛に効いたとしても体が拒否です、ドクターストップです。
治験終わり。
貴重な体験でした。
さいごに
治験体験から、2年~3年経過?
注射治療が始まったとネットニュースで見つけました。
1回がかなり高額だったはず。
効果を実感したHoggyだから言えるのが、
予防接種並みの金額になってほしいことです。
ただ、腫れなければですが。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
おつかれさまでした(^^♪